みなさま、GWをどのようにお過ごしでしょうか。IR担当者は休みに関係なくお仕事という方も多いのではないのでしょうか。そこでCoffee breakに今日は少し柔らかい話題を。
「gut feeling」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
直訳すると「内蔵の気持ち」。最初に覚えたときは「なぜこんな妙な表現になるんだろう」と思って印象に残っていた表現です。日本語でも「脳腸相関」というタイトルの記事を見つけました。脳と腸内内分泌細胞を経て常に情報をやり取りしていることは、医療の世界では常識になっているようです。そういえば日本語に「腹落ちする」という表現がありますね。昔の人は医学的根拠がなくても自身の身体でこのメカニズムを「感じていた」のかと思うと、情報過多な現代に生きる私達も、この野性的な叡智を忘れてはいけないとハッとさせられます。
さて、外国人の投資家と話すとたまにこの表現を使うことがあります。「定量的・定性的な株式分析をさんざん行ったあと最終的に『ガットフィーリング』に従って投資を決める。そのためには経営者に直接会うことがとても重要なんだよ。」実際の使い方としては以下のような文章があるかと思います。「gut feeling」は学校の英語では習いませんが、リアリティーのある言葉ですのでぜひ使ってみてください。
- After giving a lots of qualitative and quantative analysis, I decided to follow my gut feeling to invest in this company. In order to do so, it is very important to meet the CEO in person.
- Don’t think too much. Just follow your gut feelings.
- My gut feeling tells me to take the new position at the company. I just know I need to.
第1回 「脳と腸」が相互に作用し合う「脳腸相関」のメカニズム(日経Gooday)
”A scientist explores the mysteries of the gut-brain connection” (Source: IDEAS.TED.com)