本日より新元号「令和」が始まります
今日から新天皇即位と元号が変わる、10連休ゲット、以外に何かが変わる、というわけではありませんが、これをきっかけに弊社ブログの継続更新をしていければな、と(笑)。
IRという仕事を頭の片隅に残しながら、勝手気ままに書いていきます。
現在の私は弊社の相談役以外は一日中「お魚と小鳥」の世話ばかりの日々ですね^^
7年ほどブログをやっています、お時間があれば覗いてみてください。
「エンドラ爺のエンドラーズ&バードカフェ」
7年累計で150万人のアクセスを頂いていて、現在も月々2万人がアクセスする熱帯魚と小鳥の飼育日誌なんです、「オタク爺」の真骨頂か(爆)。
さて
「令和」と発表があった当日のFBにこんな書き込みをしました
私は嫌いですね「令和」の「令」。
上から下への上目線の言葉ですよね。
本来の「令」とは?
①いいつける。命じる。いいつけ。「令状」「命令」
②のり。きまり。おきて。「訓令」「法令」
③おさ。長官。「県令」
④よい。りっぱな。「令色」「令名」
⑤他人の親族に対する敬称。「 令室」「令嬢」. 下つき. 禁令(キンレイ)・訓令(クンレイ)・号令(ゴウレイ)・司令(シレイ)・ …
でしょう!
まあ今も含めてこれからは益々そういうご時世なんだろうけどね、、、。
私が思う「ご時世」について、趣味であるカナリア倶楽部の年報に書いた一文があります
「爆買い」に象徴されていた高度経済成長を続けている中国からの観光
客の日本に来る渡航理由に大きな変化が起きている、これは中国のみな
らず、多くのアジアからの旅行者に見られる変化のようです。札束握り
しめてブランド買い漁る、まるでバブル期の日本人がやらかした「お金
が全て」が日本に来る観光スタイルでした。ところが最近日本に来る理
由、期待に変化が見られます。この変化は主にネット上での様々な情報
によってもたらされた、と言われています。
日本に来て「安全・安心」な気分を味わいたい、というのが彼らの渡航理
由になってきています。綺麗な空気、街並み、安心して歩けること、落とし
た財布が中身そのまま戻ってくること、安全な美味しい食べ物、そしてとも
かく親切な人々等々。
急激な経済成長の中で裕福になる夢が見えてきた中国。とは言えその裏側では公害などの環境問題、貧富格差などの社会問題、これに加えて統治権力による強力な「法治」下にある彼らには味わうことができない、日本人には当たり前の「日常」。ここに一時の「ユートピア」を求めている、というのが渡航目的となっているそうです。
こうした我々が享受し、観光客が憧れる、何ともほのぼのとした「日本
の現在」がいつまで続くのか?、そして今後どう変化するのか?
世界最速で超高齢化社会に突入し、税収50兆円でしかないのに毎年100兆円近い予算編成を繰り返し、社会福祉費を賄うとの名目で発行された赤字国債発行の累積額は1,000兆円を越え増え続けています。国民ひとり当たり1,000万円の債務を背負わせたままでは今の「日常」は続く事はないはずです。
根本的な「改革・変化」のタイミングすら、もう逃してしまったのかも?
私の仲間内ではもうとっくに朽ちてしまった、と判断している「終末論者」が多くなっています。
初回なので自己紹介的に済ませようか?とも思いましたが…
IRが「財務広報」と誤訳され日本に導入されて25年ほどになります
それは私がニューヨーク現地採用でIR担当に雇われた年月と重なっています。
IRも含め、海外から日本へもたらされる仕事や仕組みの殆どはそのものが持っている本来の意味や意図を吟味されることなく勝手に解釈=誤訳されることに始まり、儀式化→行事化→無意味化される、これが私の基本的な見識です。
ニューヨークの証券会社勤務時代、投資家の「日本企業の社長と会って話しをしたい。その事が投資の意思決定に非常に重要だからね」
という多くのリクエストに応えるため、他でもないこの私がロジも含めて初めて「形」にしたであろう現在の「海外IR」の定型。つまり経営トップが1年に1度欧州と米国の投資家を訪問する、というスケジュール=「行事化」は、その後の各証券会社主導によりすっかり定着した感があります。
しかし現在、「ほんとに海外IRの旅行、必要なんですかね?」という自身への問いかけが弊社の相談役を引き受ける理由でした。
「令和」に変わったから、ではなく投資家が何を思っているのか直接対話を始めてみる、IR活動の停滞や綻びを直す為の統計という名の数字やチャート分析や、方法論に終始しているのではなく原点に戻って原因を突き詰めてみることから始める。あくまでもポジティブにね^^
これが弊社の提案する海外IRのスタートにしたい、と
考えています。
それでは。